長年CD化が望まれているレコードの1枚として有名なのが「TUT TAYLOR / DOBRO COUNTRY」・・・ブルースやブルーグラス、或いはギタリスト・マニアでもないと知っている人は少ないかも知れない。バック・ミュージシャンとしては活躍はある様だけれども、ソロ・アルバムが気楽に聴けない様ではギター・レジェンドに選んでも良いものかしら。多くのレコードが入手難 http://amzn.to/karK3o
米ギタープレイヤー誌、1974年5月号の表紙で14歳でドブロをはじめた“ドブロー・グレート、タット・テイラー”と紹介されています。
名盤(?)『ドブロ・カントリー』の最初のリリースは1964年(World Pacific Records)らしい。その後、1974年に米UNITED ARTISTS、1978年にキングレコード(日本)のユナイト・レコード・レーベルで廉価発売。もしかしたら、それが最後の発売だったのか。2,3年前に東京など一部でCD化されたと話題になっている様でしたが、CD-Rによるリリースだった様で音源については保証外。
タット・テイラーのドブロは、12弦のオリジナル・モデル。ドブロはハワイアン・ギターをルーツにしています。その昔、忘れ置かれていたギターを抱えないでテーブルの上に置いて演奏したのがはじまり。日本では戦前、戦後の流行歌で伴奏に良く使われています。スチールギターといったら日本ではもっぱらムード歌謡曲の伴奏。
1923年生まれで、88歳で健在。演奏はYOUTUBEで鑑賞できます。
レコードジャケット写真 via www11.atpages.jp
Tut Taylor Photo via americanbluesblog.com