Posted on 2012年12月29日 by amadeusrecord 変身マント、きき耳ずきん、不死身の身体。そして魔法の指環を手に入れた。 音楽の出来としては、第二幕の半ばでワーグナーが作曲を五年間、放置したままにしていたこともあって統一感はない。登場人物も、男ばかりで華やかさがない。 大蛇退治とか、その後、小鳥の囁きで旅にでるとか、眠り姫を目覚めさせるという筋立ては子供っぽい。指環全体の本筋が見えていないと確かに『苦痛』だろう。 Post