最初に聴いたレコードの印象は根強いもので、それを基本に聴き分けていくのも良い。クラシック音楽の聴き方にはいろいろとあるけれども、好ましいか良くわからないかでも良いと思う。大切なのはいくつもの演奏を聴く機会を作ることです。
メンデルスゾーン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、知らず知らず、意識無いまま多くの演奏を聴いているものです。
FMの放送、テレビでのライヴ。そのほかにCMや、番組のBGMにも良く出てくる。
ドヴォルザークは有名で、新世界はたくさん聴くけど協奏曲ってほとんど聞きませんね。
もっと種類を聞いてみたいところだけど、それはまだドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲のスタンダードが無いという事になるのかな。
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エディタ・パイネマンのドヴォルザークのレコードは、今でも変わらず巡り会うとドキドキする一枚。演奏は良くわかっているものなのに、ジャケットのコンディションが良ければ良いほど新鮮に楽しめるのが面白いところ。
幻のレコードというものでも無いし、エディタ・パイネマンも今でも現役です。録音を聴くだけならいくらでも機会があるでしょう。だのに不思議な魅力を放っています。
1961年のチューリップ・ラベルは、厚味の有る盤で材質も良い。ジャケットはドイツ盤は薄手のものでしたから、角が折れていたりラミネートが剥げかけていたり。それはレコード収集棚の奥にしまい込まれたまま半ば忘れられていこうとしていたレコードでは無い証。良く目に留まる場所に常にあったり、飾られていることもあったのでしょう。丁寧にヴィニールで包み込んで有る盤も巡り会いました。
インターネット上ではテープで発売されたものを聴くことや、ダウンロードできるようです。
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