静電気対策はハードというか、ハイエンドなユーザーほど気を使っていますね。そうした盤石なハイエンドなコアなユーザーよりもMacBook Pro を必要としているユーザーの方がiPadにiPhoneと使いこなしているようだから、データ共有には関心事ではないかと考えます。MacBook Pro や MacBook Air に外部装置との接続ポートを増やして欲しいという声もあるようですけれども、わたしはむしろ廃してしまって Bluetooth で総てとのやりとりができるようにならないかな、と期待しています。
昨夕、ムービーの編集をiMovieでしていたら扱えないファイルがありました。ファイル形式はAVIで再生には支障がないのですが、Windowsの透かしが埋め込まれているようです。はた、困った。直接読み込めないのならQuickTimeで変換しましょう。そんな小知恵を働かせたと思ったら、Snow Leopard の QuickTime X では書き出せませんでした。
QuickTime は随分昔から有料版にして使っていたし、TIGER になってからもそのまま使えていました。Snow Leopard にシステム移行した時にシリアルナンバーなどは引き継がれているのかしら。とか、ProにするにはどうしたらいいのかしらとWebを見て回っていたら Apple Store の”更新”に出逢ったというものです。
Apple からの新しいニュースは3月ひな祭り前ぐらいとは聞いていたのですけれども、これが MacBook Pro のニューモデルの登場と成ったのでした。そして今回のニューモデルのアピールポイントが高速I/O”サンダーボルト!!”。感電しそうな名前ですね。静電気の怖い今の季節には不吉な名前に思えてしまいました。
パソコン通信の頃は漢字Talk、インターネットをきちんと使えるようになってOS8とかOS9とかって言われるようになった。お絵描きの絵筆であり、文章を書くペンであり、創作に没頭するMacからお酒片手にブラウジングに変わっていきました。絵やムービーを快適にこなす為には高速のデータ処理が肝心。コンピューターの処理能力よりも、外付けHDDとのデータのやりとりがストレスとなったいた記憶があります。
AppleとIntel以外にも有力企業がすでにThunderboltの採用を明らかにしている。ストレージ・メーカーではLaCie、Promise Technology、Western Digitalの3社、 A/Vメーカーでは、Aja、Apogge、Avid、Blackmagicの4社だ。Intelは当面プロ・ユーザー向け市場を優先する考えのようだ。一般消費者の多くはまだこれほど強力なデータ転送テクノロジーを必要とするまでに至っていない。それに新テクノロジーを市場でテストするならもっともハードに使うユーザーを対象とするのが理にかなっている
Thunderboltですべてが変わる―Macbook_Proにも採用されたIntelの高速I-Oを解剖_(20110225).pdf (449 KB)
…という感想に反するようにわたしが感じているのが、冒頭の期待。QuickTime はアップルにとってとても大切なテクノロジーだと思います。MacOSXになるまではシステムのコアだったと言って良いでしょう。それがプラグインになってプレーヤーだけになってしまいました。インターネットを活用しているのもブラウジングだけってユーザーはとても多いでしょう。自分で絵を描いたり、創作しているよりも収集して廻って日が暮れるって増えていると思います。一過性のテクノロジーになるかも知れないけれども、そういうことさえハード・ユーザーよりも適応力あるのが MacBook Pro を必要としているユーザーではないでしょうか。
さて、ムービーの編集は QuickTime Pro 購入の必要なく対応できました。再生さえ出来るファイルならなんとか成る。iMovieに直接読み込み編集できていれば時間は節約できたけれども、漢字Talk時代からすれば高速処理。当時は10分ほどのムービーでも変換に数時間かかっていましたから、30分のムービーがファイル変換に30分もかからないで休憩タイムに調度良いものでした。