全国の小中学生を対象にした体力調査で、合計点の平均が高かった学校は、低かった学校と比べて1週間の運動時間が2時間以上長く、運動系のクラブ活動に参加している割合も高いことがわかりました。
この調査は、全国の小学5年生と中学2年生のうち42万人余りを対象に体力や運動習慣を調べたもので、今回は、これまでの3年間で体力調査の合計点の平均が高かった学校と低かった学校、それぞれ100校を比較しました。その結果、1週間の運動時間の平均は、小学5年生では、平均点が高かった学校の男子が13時間20分、女子が7時間47分でした。一方で、平均点が低かった学校では、男子が11時間22分、女子が5時間20分と、男子で2時間、女子では3時間半、短くなりました。さらに、中学校で運動系のクラブ活動に参加している生徒の割合は、平均点が高かった学校は男子が87.9%、女子が72%で、平均点が低かった学校の男子の74.4%、女子の49.3%と比べて高くなっています。調査を行った文部科学省は「運動をする子どもとしない子どもの二極化が進んでいて、体力が低い学校では運動をほとんどしない子どもも多い。体を動かすことが楽しいと幼児期から教えることが重要で、そのための指針作りを進めていきたい」と話しています。
via www3.nhk.or.jp
身体を動かすことが楽しいと、それだけを教えるだけと言うだけで上手くいくものでもありません。知らない間に身体を動かしているという事になるのが大切なことです。何処か特定のアスレティックの場所を作ったりすることではなくて、仲良しと小旅行するのは楽しいものです。
身体だけではなくて心の栄養にもなります。一番列の後ろ出回りに気遣うことに熱心で遅れがちな小さい子を、大きい子が常に様子を気遣っているグループの様子がとても嬉しく見えました。